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友達に誘われて12/23公開の映画ファイナルカットの試写会にいってきました。 小生、試写会というものにはじめて行くわけで、試写会というと監督や俳優さんが舞台にどわーっとでてきてコメントなんかしちゃったりしてずいぶんにぎやかなイメージがあったんですが、場所は九段の千代田区民会館(渋)。ふつーの雑居ビルみたいなのの最上階が文化ホールみたいになっていてね。入り口チェックも舞台挨拶もなく映画がしれっとはじまっちゃった。そしてもりあがってきた中盤でブツって映像中断しちゃうしで試写会というより小学生の頃に近所の公民館で上映会によくいったけどなんだかそんな感じ。アンケートもなかったけども試写会としてこれ意味あるんでしょうか? で肝心の映画ですけどなかなかおもろかったです。ネタバレなしにしたいので内容はあまり踏み込みませんが、脳の中に記憶チップを埋め込んだ人が20人に一人という世界で死んだ人からチップを取り出し、その中にある全人生の記憶を編集して追悼会で故人を偲ぶ映像を上映をする Cutter という職業がある。主人公のアランハックマン(ロビンウィリアムズ)がこの Cutter なんだけど、この記憶チップ、死んだ人の全人生の記録を本人の視線で追体験できるわけで当然やばいことやあんなことこんなことも丸見えなわけですよ。相手がどんな悪人でもビジネスですから良い人として編集するわけで。。。当然犯罪や故人が墓場までもってくつもりだった昔の罪も Cutter には観られてしまう。そんな時代は当然チップをうめこまれている人間の日々の生き方や社会全体にも大きな影響があるわけで。。 とまあ登場人物の内面の描き方、特に贖罪の意識、個人の主観的な記憶の尊厳、記憶を他人がとりあつかうことの倫理的な問題提起などテーマ的にもかなりツボでした。ただしトリッキー度はそれほどでもなく、友達曰く「この映画、80年代だったらかなりよかったのにねぇー」とは言い得て妙。ディヴィッドリンチ的な超絶サスペンスをも通過してる今の時代ではちょっとひねりがたりないかなーと思いました。 オススメ度は★★★★☆くらいかな。観て損は無いと思うよ。
by yo_iwase
| 2005-12-13 13:10
| Film
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